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企業の「人材育成」は難しくなっている?!

あなたは自分が属する企業から教育を受けていますか?

また、会社が行う教育とは何なのでしょう?

大半は仕事、現場で即使える実践スキルを身につける研修、、
企業独自の技術や、まつわる歴史、そして未来への考察
あるいは、商慣習を踏まえた営業、若手のマナー研修など・・・
とても大事です。

人を育てない会社は成長しない、とよく世間では言われます。
そう思います。

あるいは、現場で上司、先輩から教わる・・・
といったこともあるでしょう。

私が思うのは、基本的に企業での教育も受験競争と
同様の路線から逸脱できないということです。
企業の競争原理が、日本の教育をそうさせたという方が正しいかもしれません。
(歴史的な問題や、指導要領云々の話しはここでは抜きとします)

つまり、「競争に勝つための教育」、ということに尽きています。

実際に日本のビジネスパーソンの皆さん、かなり疲れていますね。。
かく言う私もその競争に乗っていた口でした。

そして時代は今、大きく変わってしまいました。
そう、あのコ*ナです。その前からも不確実性の高い時代と揶揄される
VUCA ワールドという変わった言い方まで、
コ*ナのおかげで一般的になってきました?!
*VUCAがわからない方は、googleで検索してみてください。

そうなのです。時代が不確実(=一寸先は闇)ということなので、
企業での教育、人づくりも大変苦心していらっしゃる状況です。
不確実な未来に、経営を確信を持って意思決定できるリーダーとは
一体どんな人なのでしょう。そんな人智を超えた人はいるのでしょうか?

この点は別の機会に述べてみたいと思います。

ということで、簡単に言えば、次の時代を担うリーダー像が描けない、描きにくい、、
論理や分析で成功してきた経験が強烈すぎて、その成功体験、マインドから
脱却できないでいる、ということなのです。

突き詰めれば、いわゆる今までの教育という領域を超えた次元で、
教育(脱競争原理)、育つ環境づくりをしなくてはならない状況にもなっています。

例えば、分析的に未来予測がし難い時代のため、感覚的な側面に頼らざるを得ない状況もあります。
教養という意味も含めてのアートや、幅広く芸術(音楽的な面も含めて)といったジャンルについての
素養、センスが重要視されて来ています。提唱する人、賛同者も増えています。

今までの先進諸国、資本主義の社会では、とても考え至らなかった領域へ
人々の関心が向き始めています。世界的な潮流でそうなりつつあるようです。

その点で私が思うのは、海外(西洋)のメソッドや効果的といわれるスキルは一旦横に置いて、
日本が長きに渡って維持していることや、そこにある精神性(どう考え、処してきたか)
を考え、受け止めてみませんか?ということです。
日本こそ、この潮流に対する大きなアドバンテージがあるということです。
江戸時代までは東洋思想の恩恵を享受していたのですから。

ただし、そこから100年以上も西洋文明に依拠してきた強烈な経験があるので、
ある程度、言語化した世界で、多くの人が気付く、わかるようにリメイクする必要はありますね。

ルジュナ
中川

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