なぜ、すすめるのか？

“マインドフル禅・禅的生活のすすめ”
という呼びかけと、実践のための
「リモート禅おうち合宿」を開発するに至った理由とは？

2020年に社会環境が激変し、以前にも増して多くの人々の不安や恐怖心が表面化し始めたことがきっかけです。
国の経済的支援、法改正、社会政策、医療体制整備などは、その道の専門家にお任せするしかありませんが、
環境変化等によって生じる心の在り方、精神衛生の改善、向上については、多くの方々へ寄与できるのではないかと考え、
本プログラムをリリースする至りとなりました。

古くは鎌倉時代から本格的に始まった禅、そして禅の文化。この伝統が今でも連綿と続いていますが、
現代人にとっての禅は「＝厳しい修行」となっており、
一部の好奇心旺盛な人だけがお寺に出向き、一過性の体験とするに留まっています。
しかし修行イメージとは逆に、禅には確実に「癒し」があります。
それはたとえ自宅でも、長く坐禅を続ければ解ってきます。

個人的にはお寺で厳しい修行を続ける禅僧への敬意があり、坐禅以外の食事や作務などにも、
禅の精神が反映されている点に、強い関心を持っております。
ただそれを、もっとより多くの社会人、主婦、学生などがその方法や精神性を知ることができたなら、
自分のライフスタイルに適用ができ、マインドフルになれるのでは、と考えました。
そこから、自己の「癒し」は得られると考えております。この自己の「癒し」こそが『心の型』であり、
不確実性が高い時代を生き抜く智慧となることを信じてやみません。

ところで、マインドフルネスのムーブメントが起きてから久しいですが、これは仏教の宗教的要素を排し、
坐禅のエッセンスを科学的に分析し、検証を重ね、西洋のお家芸ともいえるロジックで解りやすく説明されています。

ルジュナが開発した本プログラムは、坐禅のみではなく、食事や作務の所作にも焦点を当て、自分なりに実践していただきます。
参加される皆様が、日々少しでもマインドフルになり、禅の「癒し」を感じていただけたら企画冥利に尽きます。

ルジュナ合同会社
代表中川直紀